3月の日記1
3月6日(日曜、曇り)
一面の雪野原。平和台球場跡。――いました、いました。モモラ軍団。モモラ親分。ピピラ、アフロン。(区別がつかない?)
わん太を取り囲むピピラとアフロン。
団結は厳しく、なかなか「シマ」を奪い取るのは難しい。
しかし、めげずにアフロンだけにはしっかりマウンティングして「親分」風を吹かせることをわすれないわん太だった。
こちらは新顔の「ハナ」。屋久犬というらしい。まだ70日。やんちゃだ。
.わん太がもらったおやつを、「ちょっとなめていい?」と近づくハナ。
舞鶴公園の梅。雪かと見まごう白梅ではなく、梅かと見まごう白雪――あ、紅梅だった……。
ここは舞鶴公園。だれもいない。
わん太の前に道はない。わん.の後ろに道はできる。
ごろん、ごろん。
平和台球場あとに戻ってきたら、タクがやってきた。
何がある?
ねえ、何がある?
これらゴン。
しきりに、わん太にモーションをかけるゴン。わん太は、年上の柴(ゴン4歳)には大もてだ。